IAMAS卒業制作作品である、「Chair the difference」で行ったマルチチャンネルの聴覚刺激と触覚刺激を用いた制作手法で、澤井妙治+城一裕と共に無響音室にて体験する新たな作品を制作した。
澤井妙治氏がライブで使用する外耳道が共振する音等も使用する事で、より強力な作品となった。96k/24bit、12chオーディオシステムを使用した。
(スピーカー10ch +バイブレーター2ch)

展覧会では披露出来なかったが、振動子を取り付けたベルトや、両手に持ちスピーカーから鳴る音との干渉を体験するための手持ち振動子等も制作した。
コンセプトや超低周波の害等で照岡正樹氏に多大なアドバイスを頂いた。この場を持って心から厚くお礼を申し上げたい。

また、制作に関するサーベイは前作chair the differenceで使用したものを
再利用しいている。

http://www.daito.ws/work/chair-the-difference.html

Taeji Sawai + Kazuhiro Jo + Daito Manabe