ロボットアームの先にピコプロジェクタとカメラを取付けて
ミニチュア模型にプロジェクションマッピングを行ったミュージックビデオです。

事前にトレースしたミニチュア模型の形状を解析し、リアルタイムで映像を生成しているため
ロボットアームの移動によってプロジェクションする位置が変化しても
模型へのマッピングがずれることはありません。

静止した物体にプロジェクションするものは
事前に映像の投影位置を調整すれば良いだけですが
この様なダイナミックなプロジェクションマッピングでは
コンテンツのアイディアだけではなく高度な技術が要求されます。
(カメラを使ってリアルタイムで形状を解析しているのではなく、
模型の形状を事前にマニュアルでトレースし、そのデータを用いて
リアルタイムで映像を生成しています)

また、イベント時にはustreamからこの様子を見ることが出来、
さらにはtwitterで呟くとその文字がミニチュア模型の中に
降ってくるという試みも行いました。

特別キャラが降ってくる隠しコマンドなども用意し、
twitter上では隠しコマンドを通じた
コミュニケーションが活発に行われました。

やくしまるえつこ
真鍋大度 + 石橋素

direction and programming: Daito Manabe
robot arm programming and camera motion design: Motoi Ishibashi
production support: Rhizomatiks