Perfume_inspired_by_Rhizomatiks

art works, entertainment, talk

畠中さんにモデレータをお願いして
関くん、MIKIKOさんとトークセッションを行いました。
議事録、まとめが上がっています。ありがとうございます。
アーティスト・トーク「Perfume inspired by ライゾマティクス」(2013.09.28)
アーティスト・トーク「Perfume inspired by ライゾマティクス」議事録

幾つか補足。

+MIKIKO先生「いかに大度さんがやってることがすごいことかをプレゼンすることが、当時の私ではできなかった」

東京ドームをお手伝いした2010年、
僕らは大きな規模で力を発揮する準備が出来ていなかったというところが本当のところですね。

映像演出はスケールアップが簡単なので関くんとやっていた作業は普段のミュージックビデオの感覚で
やれていましたが、舞台演出、特にハードが絡む物は死ぬほど大変だった。
(実際はハードウェアチーム、石橋さん、柳澤君、寛太君、ガッチャンが本当に大変だったと思います。
僕の担当はソフトとPerfumeサイドとのやりとり等)

ので、一部出来なかった演出があったのは
現場のスタッフやMIKIKOさんの責任ではなく僕らの準備不足、経験不足によるところでした。
しかし、そんな中でも色々参加出来たことが今に繋がっていると思います!

+「表現が先か技術(テクノロジー)が先か」

割と定番の質問なのですが、楽屋でゆるりと話していた時には
「別にどっちでもいいし、どっちもあるよね」というMIKIKOさんの言葉通り
新しいテクノロジー(テクノロジーというよりもセンサ等のデバイスと言った方がしっくりくるけど)は
あれば普通に使うという感じ。

実験やプロトタイピングレベルで
新しいテクノロジーを使う前にいちいち考えている人がいたら
「とりあえず使ってみてから考えてみては?」
とアドバイスしてあげたい。

テクノロジーっていうとかなりざっくりしてしまうのですが
手法やツール、インタラクションの問題が大きい気がしていて
コンテンツだけ変えて手法やツールが毎回似通っているっていう方が
個人的には新しい事をやるのが難しい気がするます。
(メソッドを縛るのがそういうのが得意な人もいるし、それはそれでスタンスだと思う)

海外のエンタメ系の話で例に挙げた来た海外のプロダクション、アーティスト。

Massive Attack、U2をやっていたUVA。
http://www.uva.co.uk/work

東京ドーム公演で参加してもらった海外アーティスト。
Zachary Lieberman/
Alex Beim

ちなみにZachary Lieberman、元UVAのJoel Gethin Lewis
2008, 9年に一緒にやったプロジェクトがこちら。
ドームの前だったのでこの辺を参照しながら企画会議をしていました。

lights on from zach lieberman on Vimeo.

night lights from zach lieberman on Vimeo.

会場で紹介した開発環境。
パッチコードを繋いでプログラムを書くMax 6。
http://cycling74.com/products/max/
関くんがコンピューターシティで使っていたMax4 Nato
http://www.iamas.ac.jp/~aka/tme/nato/

追記

ICC畠中さんにトーク参加者の人数を聞いたところなんと600人!
整理券配布は10:30だったのですが10時には既に定員の250名に達していた模様。。
僕と関くんは割と良くイベントに出現しますがMIKIKOさんのトークはレアなので
「この機会を逃してはならない!」とたくさんの方が来てくださったのでしょうか。。
全日の夜中2時から並んでくださった方もいる様で皆様ありがとうございました。

ちなみに関くんと前に飲みながらしゃべったトークセッションはこちら。
2013/02/17 真鍋大度×関和亮ゲリラトークセッション #prfm