talk_at_FabCafe

diary, interview,

柳澤君とトークしてきました。
ライゾマの中で一番Fabという言葉が似合うのは柳澤君だと思っています。(僕はfab感薄目。)
http://www.fabcafe.com/blog/2012/10/07/diwo-v3-manabedaito-x-rhizomatiks/

「personal fabricationは全然personalなものではなくて
研究室や特別な環境で、専門的知識を持った人達の中だけでクローズドに行われている」
とA.S.氏が嘆いていましたが、僕も結構それには賛同出来る点が多くて
ARSとかで行われているワークショップの様子を見てみても、
一般の人達が普通に使うところまで落とし込まれるのには相当時間がかかるなと。。
鎌倉のFabLabは都心に住む人間には遠すぎるし、
そもそも金曜日かイベントの日以外は使えないというのが
A.S.氏が言う様にまだまだオープンではなく研究段階で
実践にはなかなか至っていないというのが現状でしょうか。

例えばお箸が欲しいと言った時に、3Dプリンターを使って箸をプリントするのと
その辺で購入するのとどちらがエネルギー効率が高いかというと
間違いなく大量生産の方が地球に優しい訳で、そういった点からも
3Dプリンタで実際に作るものというのは、
カスタマイズが必要な特殊なパーツ、部品や(例えばkinect用のカメラマウンタとか)
実用性を超えた特別な価値があるもの(誰かをスキャンしたデータで作った食器とか)ぐらいしか
思い浮かばず。手軽に安価にっていうのは10年後くらいの話でしょうか。
しかし、FabCafeやK’s Design Labの様に立地が良いと気軽に使えるのは
間違いないのでもう少し広まるかもしれない。
ライゾマから自転車で10分の距離にあるせいもあるけど
最近は週に1回は遊びに行って色んな機材で遊ばせてもらっています。