2004/07/28 (水)

old diary

疑惑のピータン

屋台

タイではまだ日常と音楽が関係している。ケーンというタイの楽器で奏でられるひたすらミニマルな音楽を車の中で聞く。B.P.M.は150ぐらい。一曲40分というものを聴かせてもらったのだが、聴衆よりも演奏者が気持ちよいという代物。南さんは深い眠りに、。国際交流基金のオフィスで現地ミュージシャンの録音。ケーンをチェリーボウと呼ばれる、背の小さなおじさんに吹いてもらう。最初はトラディショナルなスタイルでCDと同じようにやってもらうのだが、何も言わずにいきなり吹き始めて即トランス状態。最初の音を逃す。とにかく吹きまくる。手癖でひたすら。しかしこちらの注文通り5分で終わってくれた。次はギターのような楽器も入れてセッションをする事になったのだが、演奏者がチューニングの際に弦を切ってしまう。代わりの楽器を使うことになったのだが、またもや切る。中止。チェリーボウに「ゆっくーりターラーラーラー」という感じで吹いてくれと頼むと、適当に歌った鼻歌のメロディーを見事にコピーしてくれた。キーを指定してしまったせいか、非常に吹きづらそう。しかし、哀愁漂う味のある音源を録音出来た。その後他のギタリストが登場して、彼は見事にチューニングに成功。2テイク程演奏してもらって終了。何となく使えそうな気配。コンピュータショップがあるデパートまで運転手さんに送ってもらい、当日配布する紙を探す。これがなかなか見つからない、。僕もモジュラーケーブルを探すが、余裕でふっかけられる。交渉するがビクともせず。デパートの1階にレストランが集まっている所があるので、そこで食事をする事に。何となく選んだお店は今回初のイマイチな食事。ご飯がベチャベチャしている。地下鉄>舟で劇場まで戻って、昼寝。夜は通しのリハ。早速チェリーボウの音源を使うが、要編集な雰囲気。リハが終わった後屋台にメンを食べに行くことに。激ウマ。調子に乗って一味を入れる。タイビールをストロー飲んで(タイスタイル)、その後メコンウイスキーを買いに行く。コンビニでウイスキーを買おうとしたらタイ語で何か言っているのでパスポートかと思って必死にクレジットカードやら免許を見せていると「コーラとまぜるとおいしい」と言っていたらしい。モノクロームのゆうこさんの部屋で、メコンウイスキー、謎のタイ焼酎(強すぎ)を飲む。つまみはコンビニで売っているピータン。これがかなりおいしいのだが、たまに黒くなくて普通に腐っているんじゃないかっていう色のものがあり非常に恐ろしい。深く酔っぱらい爆睡。